AM 11:30~15:00 (LO 14:00)
ディナー
PM 18:00~21:30 (LO 20:30)
※アルコール類のラストオーダーは終日21:00とさせて頂きます
定休日 月曜日(祝祭日の場合火曜日振替)
※月に一度、連休あり
お早目のご予約により8名様以上で2階席を1グループのみでのご利用も承ります。
ICIF(Italian Culinary Institute for Foreiners;イチフ)で正統的イタリア料理を学んだ総料理長(鈴木尚幸)がとりわけその本領を発揮するのが北イタリア料理です。
イチフは、海外に正統的イタリア料理文化が正しく伝播していくことを目的に、外国人のプロ料理人養成を行っている機関で、1991年に北イタリア・トリノで設立されました。イチフでの研修が終えた後、総料理長がさらなる修行の場に選んだのが、北イタリアの 3つのレストラン、Da o Vittorio, Vecchia Lanterna, Antica Osteria del Baiです。
イタリア半島の付け根にある北イタリアはアルプスに近く、北イタリアの代表的都市であるミラノやジェノバの緯度(およそ45°)は、北海道稚内のそれに相当します。しかし、地中海性気候であるため、冬の気温は稚内ほど厳しくはありません。それでも、夜や冬場が寒く、バターやチーズをふんだんに使った料理が好まれています。
総料理長が自慢の腕を振るった渾身の北イタリア料理を、エレガントな店内でお楽しみください。
北イタリアでの修業の成果を結実させた、当店自慢の「自家製生パスタ」。
イタリアでも入手困難な「パスタ製麺機」を用いて、生パスタを自家製造しています。
バラエティに富む形をした「ショートパスタ」は当店が誇りとするものの一つです。
モチッとした食感とソースとの絶妙な絡み具合、これを可能にする最適な生地配合に行き着くまでに、
幾多の試行錯誤を重ねました。その末に行き着くことができたのが、今、お客様に召し上がっていただいている「ショートパスタ」です。
ニョッキ、ラビオリなど、「詰め物」パスタも是非御賞味ください。
中尾彬・池波志乃御夫妻がお食事にお立ち寄りくださいました。
(2013年4月4日、5日の両日)
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田子の浦ゆ うち出でて見れば
真白にそ 不尽(ふじ)の高嶺に
雪は降りける
(万葉集 3 三一八) 山部宿禰赤人
奈良時代初期に活躍した万葉集の代表的歌人、山部宿禰赤人がこの歌を詠んだ場所は、静岡市清水区由比町にある薩埵峠であり、歌に詠まれた「田子の浦」は富士市田子の浦ではなく、静岡市清水区由比及び蒲原へと弓なり状に伸びる海岸線をさすという学問的考察があります。
カーブを描いた湾状の海岸線を「浦」ということから、薩埵峠より東に伸びている海岸線を見ると、うなずけるものがあります。
当時の官人たちが、現在の静岡市中心部からさらに東に下る際にどうしもて越えなければならない峠が薩埵峠。この峠を登っていくと、突如視界が開けて、富士のお山が大きく飛び出してくる場所があります。この場所こそ、赤人をして「うち出でて見れば」と言わしめた場所にちがいないという確信が持てる場所です。
一度、薩埵峠を歩いてみて、赤人が三一八の歌にこめた感動をなぞってみるのも一興かもしれません。